事務部長は「組合の努力で看護師の労働条件が良くなり、他との差別化にもなっている。組合と積み上げた『人を大事にする』という理念が病院に根付いている」と言う。06年から「7対1」を導入し、すべての病棟に看護補助者を配置した。離職率はそれまでの10%前後から5%台に低下。「看護師長の力量も大きい。現場をよく知る師長に任せ、看護師免許がなくても任せられる仕事は看護補助者に仕事を配分させると、看護師の業務負担は軽減される」(看護部長)という権限委譲も働きやすさのカギを握る。また、臨床検査技師の部門など看護部以外の職種を採用する際に、部長や事務側の管理職が而接をするのではなく、各職場の20〜30代の若手が中心になって面談を行っている。臨床検査技師のアイディアで、「これから長く働く立場の人間が判断したほうがいい。もし失敗したとしても、責任をもって育てる風上ができる」という。合否も部門に決定権がある。
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